横山石油の歴史・沿革

お正月に社員と記念撮影(昭和33年1月1日)
お正月に社員と記念撮影(昭和33年1月1日)
 明治の頃、岡山県北の門前町である福岡村で商いをしていた横山松三郎(現会長の祖父)が、上之町(現岡山市表町)へ居を移し、小間物屋を始める。<br />  大正2年(1913年)、船着町(現岡山市京橋町)にあった「第二十二国立銀行」跡地にて、「横山石油店」を創業。以来、90有余年に亘る「横山石油」の歴史は、岡山の商業の歴史とともに今も刻まれています。
『ぼっこう横町』(出版:夕刊新聞社/編集:日本文教出版株式会社)に、当時の様子とともに横山松三郎の小間物屋が紹介されています。
新しい町づくりに、一致協力してた上之町は、西郷隆盛の明治十年戦争以降は、しだいに、面目をあらためて来て、昔に劣らぬ繁栄を、とりもどすようになった。しか夫(それ)は、特権頭町的老舗町にかわって、小さい店…、と言って、前に比較してだが、とにかく、小売商店が軒をならべる、自由競争的新市街が、出現したのである。明治二十六年発行の『岡山鏡』(商業案内)を見ると、その全貌が、よく窺われる。
 「足袋」森百三、岩田平三郎、福井与吉
 「小間物」西崎金平、池上嘉平、武波明三、
      横山松三郎、藤原一太郎、梅田熊吉
P.74「七十年前の上之町」の一部抜粋